親知らずの治療

親知らず抜歯の必要性

親知らずが生えたら必ず抜かなければいけないとお考えの患者さんもいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。親知らずが完全に歯ぐきの中に隠れている場合や、まっすぐ生えて噛み合わせに問題がなく、むし歯や歯周病のリスクが少ない場合などには抜かずに様子を見ることもあります。気になる方は、まずは一度お気軽にご相談ください。

抜歯が必要な場合

口の中の細菌の種類

  • 親知らずが横向きに
    生えている場合

    親知らずの手前の奥歯との間に食べカスがたまりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まるほか、周囲の歯肉に炎症を起こす可能性があるため、抜歯が必要です。

  • 親知らずがむし歯に
    なっている場合

    親知らずは歯ブラシが届きにくいためむし歯になりやすく、既にむし歯になってしまっている場合には、そのまま放置しておくと症状が悪化するため、抜歯が必要です。

費用の目安

健康保険が適用されます

※費用の目安は3割負担の場合で1本¥2,000前後です。
水平埋伏智歯抜歯の場合は処方箋なしで¥3,630です。

難しい症例への対応について

当院ではほとんどのケースに対応できますが、まれに親知らずが太い神経の近くにあるなどして抜歯が難しい場合があります。
そういった場合には、より専門的な医療機関をご紹介します。